イマーム 
イマーム・ムフセン
イマーム・ムフセン・シャーキル・アル=バイユーミーは、児童期に聖クルアーンを暗記しました。その後、カイロのアル=アザハル大学で、イスラーム学のハディース学を専攻し卒業しました。アル=アザハル大学で教鞭をとると共に、カイロでイマームとして15年間奉仕した後、彼は日本の神戸モスクのイマームの職に任命されました。今在任中の彼は、預言者ムハンマド
の布教に関する様々な講義を行い、人々がアッラー
に近づく方法をより深く理解出来るようにと努力してまいりました。アラビア語を話さない人々にも益するようにと、これらの講義は英語、日本語に訳されています。この実用的な知識を、できるだけ多くのムスリム達と導きを求めている人々双方に、簡単に入手できるようにすることを重要だと考えます。その積極的な対応が、このウェブページにそれらを公表することを促しました。
イマームの講義
これは、イマーム・ムフセン・シャーキル・アル=バイユーミーによってアラビア語で行われた、一連のフトバ(金曜の説教)の翻訳です。私達の創造者に近づくことにより、人間という創造物の意図を履行したいと願う全ての人々への、実践的な助言となることを目指しています。これはアラビアの高名な学者の著書から調査し、聖クルアーンとサヒーフ・ハディース等を完全に基礎としています。参考文献は、この文章の中に書き込まれています。聖クルアーンの注解は、日本ムスリム協会の「日亜対訳注解聖クルアーン」、ハディースは「40のハディース」、「200のハディース」、「サヒーフ・ムスリム」等を基礎としています。(英語のこの講義に関する聖クルアーンの注解は、「ベウレイ注解」を基礎にしています。)
1.アッラー
に近づくという意味
私達は、アッラー

に近づく方法を心の中で探している全ての兄弟姉妹達に、聖クルアーンとアッラー

に愛されている預言者ムハンマド

の言行を通して、彼が私達に従うように命令した正しい方法を説明することにより、助力したいと思っています。
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2. 聖クルアーンとスンナの正しい理解の仕方。道に誤らないために
預言者

(=祝福と平安が彼の上にありますように)は言われました。 「もしあなたがそれをしっかり手に掴んでいるのなら、私が去った後も道に誤ることのないものを、私はあなた達の間に残しました。アッラー

からの経典と私のスンナ(言行録)です。」
これらの素晴らしい贈り物にも関わらず、私達の一部の者は異なった道に従っています。彼らは、アッラー

が最大の失敗者であると呼ぶ者達です。これらの贈り物を誤って解釈した者達は、彼らが自分は正しいと思っていながら、誤った道を行く者達です。
道に誤らないために、彼らがどのように道に迷ったのか、また聖クルアーンとスンナの正しい理解をする方法について説明しています。
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アッラーの御使い

と高尚な教友達が、ひどく迫害されていたマッカからマディーナへ聖還(移住)した時から、1400年以上過ぎ去った事を、イスラームの新年が始まるムハッラム月に、ムスリム達は再度想い出させられます。祝福されたヒジュラ(聖還)の出来事により、アッラー

は、正誤、導きと誤り、善悪の違いについて明白にして下さりました。この出来事から学ぶ事が出来る忘れ難い教訓を熟考するために、私達は時間を取るべきです。それは現世から益を得る助けとなり、来世の準備の助けとなるでしょう。
アシューラーの日の斎戒は去年の罪の償いです。なぜなら預言者ムハンマド

が、このように言われたからです。「…私はアッラーに、アラファの日に斎戒することが、先だった、また来る年の罪の償いとなることを、そしてアシューラーの日の斎戒が過ぎ去った年の罪の償いとなることを求めます。」(サヒーフ・ムスリムの伝承による#2602)
これは一日の斎戒によって一年間の罪を償うという、アッラー

が私たちに授けて下さった恩恵によります。そして、アッラー

は、最大の恩恵の主であります。預言者ムハンマド

は、アシューラーの日の偉大な地位により、この日の斎戒を確実にすることにとても気を付けていました。イブン・アッバース が、以下のように言ったと伝えられています。「私は預言者が、このアシューラーの日、そしてこの月つまりラマダーンよりも好んで、また確実に斎戒をするように気をつけていたのを見たことがない。」(アル=ブハーリーの伝承による#1867)
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私達の親愛なるアッラーの御使いムハンマド・イブン・アブドゥ=ッラー・イブン・アブド・ル=ムッタリブ・アル=ハーシミ・ル=クライシー

は、西暦571年ラビーウ・ル=アウワル月12日月曜日に、マッカにお生まれになりました。これは、象を率いた軍団がカアバ神殿を破壊すためにマッカへ来て、しかし反対にアッラー

に滅ぼされた、象の年でした。
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これはラジャブ月の27日の夜です。(去年は、西暦2004年9月11日土曜日の夜でした) この祝福された夜、預言者ムハンマド

は、彼が預言者達と使徒達

を率いて礼拝した、マスジド・アル=アクサー(アル=アクサー・モスク)へ連れて来られました。そしてそこから、彼はいかなる人々やいかなる天使達

が近づいたよりも、アッラー

の近くまで天国を通り抜けて昇って行きました。アッラー

は、毎日5回の礼拝を義務として彼に贈りました。この夜には、特別の礼拝式は何も規定されませんでした。しかし、この素晴らしき旅の意味を熟考する事が勧められています。
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ラマダーン月17日に起こった大事件について、私自身とあなた達皆に喚起したく思います。それはバドルの戦いです。本当にそれは、預言者

を指導者とした少人数のムスリム達が、重装備で大人数のムシュリキーン(不信仰者達)を打ち負かした、偉大な戦いでした。この偉大なる勝利の主な理由は、彼らの心の中の強い信仰でした。
私達皆は、神が私達にこの様に約束された事を思い出すべきです。;「もし私達が真の信仰者ならば彼だけを畏れ、そして彼は全てが私達を恐れるようにさせるでしょう。反対にもし私達が彼以外の何かを恐れるならば、また彼に相対者を並べるならば、彼は私達を何からの恐れの中にも残されるでしょう。」
バトルの戦いの間、信仰者達はアッラー

のみを畏れました。それゆえ彼は、偶像崇拝者達を打ち負かすために、彼らの傍らで戦うための天使達を送られました。私達もアッラー

のみを畏れましょう。なぜならこれはいつでも勝利の理由だからです。
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アッラー

はヅ・ル=ヒッジャの最初の10日間の崇拝行為に、他の日々の崇拝行為よりも好まれています。イブン・アッバースは伝えています。預言者

は言われました。「これらの10日間よりも、正しい行為がアッラーにもっと愛される日々はありません。」彼らは言いました。「アッラーの道のためのジハードよりもですか?」彼は言われました。「アッラーの道のためのジハードよりもです。富を持ってジハードへ行き、帰って来ない人は除かれますが。」(アル・ブハーリー)
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